個別指導塾の場合、授業のカリキュラムは、生徒によって異なります。
それでは、誰が生徒別のカリキュラムを作成しているのか?というのは、塾によって異なるようです。
大きく分けると、教室長が作成する場合と、担当講師が作成する場合があります。
教室長が作成するメリットは、講師の「腕」によるバラツキをおさえることが出来る点でしょう。
カリキュラムを作成するためには、各科目の全体像を把握し、さらには学校の定期テストや入試の傾向にも熟知しておく必要があります。
特に、大学生アルバイト講師は、講師としてのスキルや情熱に差があるため、カリキュラムの質にもバラツキが出てしまいます。
教室長が一元的にカリキュラムを作成し、管理しておけば、質のバラツキを最小限にすることも可能です。
とは言え、教室長は、個々の生徒のことを、細かく把握しているわけではありません。
もちろん、テストの点数や授業報告書から学力を把握することは出来ますが、授業の空気感からしか分からない、生徒の細かな性格や癖までをも、点数や報告書から見抜くのは困難です。
やはり、生徒の細かな部分にまで合わせてカリキュラムを作るには、担当講師がカリキュラム作成を担うしかありません。
ただ、講師にそれなりの知識やスキルは必要になります。
塾選びをするとき、カリキュラムを誰が作成しているのか、確認してみても良いと思います。
塾長や教室長の方針、講師を信頼しているのかが見えてくるかも知れません。
富士市の個別指導塾《プロド個別指導塾》
塾長 小澤典生