プロ講師による個別指導塾《プロド個別指導塾》の小澤です。
「個別指導の質」は、何で計れば良いのか、というのは難しい課題かもしれません。
もちろん、合格実績は、一つの基準になり得ます。
しかし、学年1位の生徒をトップ校に合格させるよりも、1桁の点数しか取れなかった生徒を平均点まで引き上げる方が、実は、遙かに難しいのも現実です。
それでは、塾生数で考えるのは、どうでしょうか?
塾生が多ければ、それだけ支持している生徒が多いといえるかもしれません。
が、当塾は、ほとんどの教室が、40名程度を定員にしています。
大手個別指導塾のように、100人規模で塾生を迎えられる教室は、限られています。
こうなると、初めから勝ち目がありません。
講師研修の有無も、判断材料になりそうです。
当たり前ですが、どんな講師でも新人時代があり、新人がいない塾は、存在しないでしょう。
ひどい塾だと、採用面接をして、その場で「明日から授業をお願いします」と、授業を決めてしまうこともあります。
当塾の場合は、採用後、平均して2ヶ月~3ヶ月程度は、すべての時間を研修に充てます。
生徒の前で授業をするのは、研修に合格した後になります。
結局、個別指導の質は、講師の質で決まります。
東大生の勉強方法を真似しても、東大に合格できるわけではありません。
合う勉強方法は、個々の生徒により異なるからです。
良い講師は、指導に幅を持っています。
授業のカリキュラムや指導方法を一つに固定せず、生徒に合わせて、複数の方法を使い分けます。
生徒に合う勉強方法を探るというのは、意外と難しいものです。
講師に、相当の知識が必要です。
教材に依存するのでは無く、生徒に合わせた指導が出来るか。
これが、個別指導の質となります。