プロ講師による個別指導塾《プロド個別指導塾》の小澤です。
当塾には、決まったカリキュラムはありません。
生徒の状況に合わせて、担当講師が最適なカリキュラムを考えることになっています。
大学生講師ですと、講師にカリキュラムを考える力が無いこともありますが、プロ講師であればこのような心配は不要です。
さて、この時期、中学3年生の授業には、非常に気を使います。
定期試験が実施され、それが終わると、すぐに学調があります。
この時期の定期試験は、一般的に、学調を意識したものになります。
実力問題が出題されたりもしますが、やはりメインは、前回の定期テスト以降で学習した範囲です。
定期テスト対策ということであれば、勉強の中心は、メインとなる範囲になります。
多くの中学校では、学調よりも定期テストが重視されますので、この対策方法は間違ってはいません。
一方で、高校入試を見据えると、学調を疎かにすることは出来ません。
学調は、定期テストとは問題の傾向が異なることがあり、学調を念頭に置いた専用の対策が必要です。
また、今までの学習内容が、万遍なく出題されますので、試験範囲は膨大です。
定期テストが終了したら、すぐに、塾の授業は学調対策になります。
ただ、定期テストから学調までの数週間~1ヶ月ほどで、学調の範囲を全て復習するのは無理があります。
よって、日頃から、学調を意識した学習を、タイミングを見ながら入れる必要があります。
また、夏休み中にどれだけ貯金を作れたかも大切です。
中学3年生のカリキュラム作りは、講師の腕の見せ所です。
色々な状況を検討しつつ、生徒の学力が伸びるカリキュラムを考えます。
余り生徒には見せない部分ですが、こういった細かいところに、プロ講師の質が表われると思っています。